新しい加工方法の導入に伴う製造設備の改良や、新規加工製品に対する工法検討と開発業務、また、新入社員や中途採用者を対象とした製造研修の講師も務めています。入社10年が過ぎた頃、カタログ製品の追加案件でプレス金型用部品の規格検討から加工、運用開始までの一連の業務を初めて担当したのですが、製造設備の選定や納期の面など苦労しながらも、性能・価格ともにお客様の支持をいただけるものができました。いま自分が仕事で悩みを抱えた時にも、この時の経験が壁を乗り越える力になっています。
入社以来、生産関連の各部門を経て2年半、別の部署に配属されました。ここである同僚と出会ったのは、私にとって転機でした。彼は自分が経験したことのない仕事であっても、決して「出来ない」とは言わないんです。そして、引き受けた仕事はどんなにハードルが高くてもやり切るんです。私も彼の仕事ぶりにふれてから「出来ない」という言葉を口にしなくなりました。当社の高い技術力は、こうした人材の知識や経験の結晶であり、私もその技術を支える力になりたいと、仕事に励んでいます。
帝京大学理工学部材料科学工学科卒業。Uターン就職を希望し、就職セミナーでパンチ工業を知る。会社見学の際、量産工場ではなく、技術力が売りの企業と実感し、そこに惹かれて1997年入社。ISO9000認証取得業務、品質管理、生産管理(納期管理、現場管理)、製造(型彫り放電加工)を経て、現在は生産技術を担当。
出社。
朝礼の後、進捗状況を確認しながら
業務計画を立てる。
試作品加工。
10分休憩の後、仕事再開。
進捗状況を確認しながら
作業の指示を出す。
お昼休憩。
設備・工具商社との打ち合わせ。
新規製作治具の精度検査。
10分休憩の後、仕事再開。
新規試作品工法検討・計画立案。
業務のまとめ、翌日以降の予定を
確認。
残業の場合は1~2時間ほど業務を行い退社。