INTERVIEW 01 本音座談会 「世界のパンチ」を支える多彩なグローバル人財

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海外はもちろん、日本においても、世界を舞台に働くパンチの仲間がたくさんいます。
海外経験豊富なベテランからその予備群、外国籍社員まで、
様々な立場で語る「世界のパンチ」の魅力とは?

森久保さん

森久保

執行役員
海外営業担当

1986年入社。マレーシアパンチ、USAパンチの立ち上げに携わるほか、インドネシアパンチでの営業支援など豊富な海外経験を持つ。2021年に米国より帰国。

三上さん

三上

営業推進部 ユーザーサポート課
海外グループ セクションチーフ

IT企業から転職し、パンチ歴10年の中堅。2018年から2021年7月まで大連パンチに駐在。得意な英語を活かし、現在は北上工場で対海外販社の窓口業務を担当。

相田さん

相田

DX推進室
企画課

2019年新卒入社。英国留学で身につけた英語力とITスキルを活かし、社内情報インフラと海外のシステム関係のヘルプデスクを担当。GBP第一期生。

陳(チン)さん

陳(チン)

DX推進室
企画課

中国・大連出身。情報インフラ担当として、ベトナムパンチ、シンガポールパンチ、USAパンチの立ち上げを支援する。GBP第一期生。

※「グローバルビジネスプログラム(GBP)=次世代の海外人材を育成する取り組み」

Interview 01 海外では想定外のことばかり。
課題をクリアしていくごとに自らの成長を実感できます。

Question

皆さんのお仕事とパンチ工業での
社歴について教えてください。

森久保さん

森久保

海外営業担当として、中国を除く海外グループ(マレーシア、シンガポール、ベトナム、インドネシア、アメリカ)の経営と販売をサポートしています。マレーシアパンチとUSAパンチは立ち上げから携わっていて、2021年まではシカゴに駐在していました。

三上さん

三上

今は北上工場で海外グループ会社や代理店の窓口を担当。2021年7月までは、3年間中国・大連パンチに駐在していました。前職はIT企業に勤めていたのですが、もっと人と関わることができ、得意な英語を使える仕事を求めて、10年前にパンチ工業に入社しました。

相田さん

相田

私は2019年に入社して以来、DX推進室に所属し、社内インフラと海外システム関係の問い合わせ窓口を担当しています。学生時代は英国で哲学などを学んでいたので、最初は営業で応募したのですが、パソコンが趣味だと話したら、今の部署を勧められました。まだ仕事で海外に行ったことはありませんが、好きな英語とITに毎日関われるのでとても満足しています。

陳さん

私は大連出身で、2006年に留学生として福岡に来ました。以来ずっと日本を拠点にしています。パンチ工業には、ものづくりの世界を知りたくて入社しました。現在は、中国を除く海外インフラのサポートを担当。ベトナム工場やUSAパンチの立ち上げにも参加しています。

Question

これまでで最も印象に残るお仕事は?

森久保さん

森久保

USAパンチの立ち上げには苦労しましたね。2017年の2月に渡米して、現地で4人採用、3月からトレーニングを始めて4月から本格営業スタートという過密スケジュールでしたが、グループ各社のサポートのおかげでなんとか軌道に乗せることができました。財務から人事までひと通りの経営知識を学べたことも、自分にとっては大きな財産となりましたね。

陳さん

アメリカには私も後から合流しました。
一緒にマットレスを買いに行って、支払いに困ったこともありましたよね(笑)。

森久保さん

森久保

そうなんですよ。渡米直後はまだ法人カードが作れず、小切手を発行してもらっていたんですが、それも小売店では使えなかったりして。そうした課題を一つひとつクリアしていったのもいい思い出です。

陳さん

日本と違って、海外では想定外のことばかり起こるので、つねにプランBを考え、臨機応変に対応しなければならないのです。ベトナム工場の立ち上げでもトラブルは多く、本当に大変でしたが、その分ゴールにたどり着けたときの達成感は忘れられません。英語力と柔軟性を磨くいい勉強にもなりました。

三上さん

三上

大連パンチで実感したのは、海外では裁量がすごく大きいということ。日本なら上司にお伺いを立てなくてはならないことも全て自分の判断に任されるので、それはとてもやりがいにつながりましたね。決断力も鍛えられたと思います。

相田さん

相田

DX推進室の仕事で印象に残っているのは、社内各部署や工場に向けてセミナーを実施したことですね。コミュニケーションツール・Teamsを全社展開するにあたって、業務に有効な使い方などを提案させていただいたら、とても喜んでもらえて。そのときは、皆さんのお役に立てているという実感が湧き、嬉しかったのを覚えています。

パンチ工業

Interview02 1年かけてしっかりグローバル人財を育成する
新しい研修プログラムに期待!

Question

「世界のパンチ」を実感するのはどんなとき?

森久保

森久保

パンチ工業が作っている金型部品は、自動車やスマホ、パソコン、半導体などを作るのに欠かせないものです。売上も世界2位、中国では1位とトップクラスであるため、世界中のものづくりを支えている存在ともいえます。その意味では、身近なあらゆるものに「世界のパンチ」を感じられますね。

陳さん

今飲んでいるペットボトルのキャップも、パンチ工業の部品を使って作られたものです。挙げていくとキリがありませんね。

三上さん

三上

大連パンチに行ったときは、そのスケールの大きさに「世界のパンチ」を思い知りましたね。工場も広大だし、並ぶ機械も1000台以上とケタ違い。北上工場もかなり大きいと思っていたんですが、全く比べものにならないほどです。人や機械が多いので生産性も高く、あっという間に製品が積み上がっていくさまは壮観でした。

相田さん

相田

そういうお話を聞くと、ますます海外のパンチを見てみたくなりますね。パンチ工業には、「マイジョブプラン」っていうキャリアプランの自己申告制度があって、「海外で仕事がしたい」という希望も出すことができます。私もいつかチャンスを掴みたいです!

陳さん

現地に行ったからこそ感じることもあるし、キャリアの可能性も広がる。
相田さんにはすごく期待しているから、ぜひ実現してもらいたいですね!※当社推計

Question

グローバル人財にはどのような資質が求められますか?

森久保

森久保

まず海外が好き、旅行が好き、英語や他の言語を学ぶことが好きな人。ポジティブで食べ物の好き嫌いがないことも大事ですね。

陳さん

どんなことにも柔軟性を持って対応できる人。また自分の業務をこなすだけでなく、周囲に貢献する姿勢も大切です。

三上さん

三上

決断力のある人ですね。海外では、決断しないと何も進まないので。
そしてやってみること。壁にぶつかることもありますが、行動と改善を繰り返すことも時には大切です。

相田さん

相田

海外の友人たちと接して感じたのは、語学よりもその国の文化を学ぶのが重要だということ。もちろん、相手にも日本のよさが伝わるよう、音楽や映画、小説といった国内のカルチャーにも通じている必要があると思います。

Question

そうしたグローバル人財を育成するための施策は?

森久保

森久保

2022年4月から、「グローバルビジネスプログラム(GBP)=次世代の海外人財を育成する取り組み」という1年間の研修をスタートさせています。パンチ工業の海外事業や実際の仕事内容、異文化理解を深めていくのが目的で、海外生活の基本から財務の勉強、現地スタッフとの交流まで内容も盛りだくさん。僕らの頃はこのようなプログラムはなかったので、うらやましいですね。

三上さん

三上

海外に行かずとも、グローバルな視野で仕事をしたいという人にもお勧めの内容になっています。私は森久保さんと共に講師という立場でもあるのですが、自分自身の勉強のために財務関連など一部の講座は受講する予定です。

相田さん

相田

私はもちろん受講しています! 現地の方と交流できるプログラムにはすごく期待していて、そのためにGBPの語学研修では中国語を選択しました。同じ部署の陳さんとはいつも英語でお喋りしているんですが、これからは中国語も交えて楽しめそうです。

陳さん

私もGBP受講者です。中国語はわかるので(笑)、英語をもっと勉強します。「世界のパンチ」を広げるためにも、GBPのような素晴らしいプログラムをいつか海外グループ会社にも展開していけたらいいですね。

パンチ工業

Interview03 失敗を恐れず、まず足を前に出す。
「パンチスピリット」で世界に羽ばたいてほしい。

Question

今後チャレンジしていきたいことは?

森久保

森久保

海外営業担当としては、海外グループ会社との連携を深め、より盤石かつ一体感のある「世界のパンチ」を目指していきます。後輩たちにも、どんどん世界に羽ばたいていろんなことにチャレンジしてもらいたいと思います。失敗を恐れず、まず足を前に出す。そんな「パンチスピリット」を体現してほしいですね。

三上さん

三上

コロナ禍でのモノ不足もあり、今はお客様のご要望に最大限お応えするために試行錯誤の真っ最中。海外だけでなく、日本においても想定外なことは増えているので、これを想定内に持っていけるようノウハウを蓄積し、今後の効率化につなげていきたいと考えています。

相田さん

相田

情報インフラは全ての業務の基盤となるものなので、よりアクセスやコミュニケーションをしやすいツールを整えていくことが今の目標です。もちろん、いつかは海外で活躍したいという夢もあるので、今年もマイジョブプランでアピールします(笑)。

陳さん

ロボットやAIなど自動化の現場を学びたいですね。パンチ工業のものづくりにも、ネットワークやインフラ設計にも関わってくるので。また、営業の仕事にも興味があります。営業の業務を知れば、システムで貢献できることも見えてくるかもしれないからです。

Question

新しい仲間たちへのメッセージをお願いします。

森久保

森久保

僕らの作る製品は、世界のものづくりを支えています。それだけでもやりがいのある仕事ですが、パンチ工業にはグローバルに活躍できる環境があり、チャレンジする機会も豊富。海外で見識や人脈を広げるなど、自身の成長にも役立ててもらいたいですね。

三上さん

三上

パンチ工業のような会社ってあるようでなかなかない。パンチ工業は規模も大きいし、活躍の場もグローバルに広がっています。ぜひ海外活動も視野に入れて挑戦していただきたいと思います。

相田さん

相田

パンチ工業は教育がしっかりしているので、文系出身の私でもシステムの仕事ができています。新しく始まったGBPでは海外業務のイロハも学べ、将来への期待も高まるばかり。親身に教えてくれる先輩も多いので、学びながら成長していくのに最適な会社だと思います。好奇心やチャレンジ精神が旺盛な方は、ぜひトライしてみてください。

陳さん

言いたいことはひとつ。「ものづくりのパンチ、世界のパンチ、あなたのパンチ」。日本のパンチも世界のパンチも、あなたを待っています!2022年5月取材