三城

人事課で労務管理を担当しています。実は2人目の育休から復帰したばかりで、現在は6歳の男の子と1歳半の女の子のママです。女性も男性も子育てをしながら働きやすい環境づくりを目指し、女性活躍推進のための施策や制度づくりに携わっています。

佐々木

北上工場で、金型部品に識別ナンバーやロゴマークなどの刻印を施す彫刻工程を担当しています。子どもは5歳と3歳の2人。まだまだ覚えたいことがたくさんあるので、2回の産休・育休を経た後はフルタイムで働いています。

西澤

北上工場で資材管理を行っています。治工具の発注や材料の仕入れ、生産データのチェックなどですね。子どもは21歳の息子と高校1年生の娘で、もう育児の手もかからないため、思う存分仕事や研修に励んでいます。

三城

社員の方から相談を受けたときに、プラスアルファの提案をして感謝されると嬉しくなりますね。産休や育休に入る女性社員には、社内手続きの案内だけでなく、自分の経験をもとにお休み中の不安を解消するようなアドバイスを心がけています。また、以前採用を担当していた際に、「三城さんの対応がよかったから」と内定承諾をいただけたことも、人事冥利に尽きる経験でした。誠実な対応こそが、やりがいにつながると思っています。

佐々木

彫刻の仕事は、最小径0.18mmの極小ピンに刃物で刻印する細かい作業なんですが、難しい加工に挑戦してうまくできたときは、達成感もひとしおですね。入社4年目ぐらいからは彫刻以外の製造工程も習得し、現在は負荷状況に合わせていろんな作業を担当しています。多能工になるとできることも増えるし、手が足りないところをフォローすることができると全体の仕事も円滑に進むので、それもまたやりがいに感じていますね。

西澤

仕入れた材料の在庫数が合わないといった棚卸しの差異を縮めるために、他部署に向けた説明会を実施し、改善ポイントを提案しています。回を重ねるごとに棚卸しの重要性が伝わって一体感が高まり、目に見えて成果が上がっていくのは嬉しいですね。また、国内３つの工場の発注システムの開発や運用整備にも携わったのですが、それが軌道に乗ったときの達成感も忘れられません。

三城

嬉しいことに、パンチ工業では育休を取得する男性が年々増えています。女性活躍推進は女性のための制度をつくることではなく、男女関係なく全ての人が働きやすい環境を整えることだと思っています。その点、パンチ工業は、どんなライフイベントがあっても会社の制度をうまく活用しながら、何も諦めることなく働ける会社。1年半ぶりに復職して、その地盤がますます固まりつつあることを実感しています。

佐々木

ものづくりの現場は男性が多く、私の部署は入社以来ずっと女性は私ひとり。あとはベテランの先輩職人ばかりです。でも私が入ったことで、職場が明るくなったとか生産効率も上がったと言ってもらえて、やっぱり男女両方いる部署のほうが現場も活性化するのかなと思っています。何より私自身、すごく働きやすいし居心地がいい（笑）。加工の仕事に男女の差はないので、いずれは女性の後進も育てていきたいですね。

西澤

北上工場は、従業員約400人のうち女性が約130人と、製造業にしては女性が多い職場です。そのため活躍もしやすく、女性の役職者も増えています。女性ならではの気遣いや丁寧な仕事ぶりがキャリアとして形成されるので、さらに多くの女性の活躍を期待しています。

三城

時短勤務と在宅勤務は助かりますね。私の場合は、子どもが小学3年生になるまで9〜16時の時短で働いています。今は復帰したばかりなので毎日出社していますが、落ち着いたら週2日程度を在宅勤務にあてる予定です。また育休中は、産休・育休中社員向けのオンライン社員交流会「パンチ・ファミリーサロン」に参加して、会社の様子を聞いたり、保育士の先生に育児相談をしたりと、有意義な時間を過ごせました。

佐々木

私は時短勤務を利用しない代わりに、時間休（1時間単位の有休）をよく使っています。小さい子どもがいると、出勤直後や終業前に突然呼び出されるなんてことも多く、そんなときに1～2時間の有休が使えるのは本当にありがたい。職場の上司や先輩たちも、私の子どもを孫のように可愛がってくれているので、気持ちよく送り出してくれます。そういう環境だからこそ、フルタイムで働けているんでしょうね。

西澤

時間休は私も2人目の子どものときから活用しています。上の子を生んだときは、まだ時短勤務制度もなかった時代なので、今は本当に働きやすくなりましたね。でも当時から北上工場には先輩ママが多く、仕事においても育児の面でもすごく助けられました。そのときの恩を、今度は自分の後輩たちに返していきたいと思っています。

三城

ママ社員たちがもっと働きやすくなるよう、自分がロールモデルになって道を開いていきたいと思っています。例えば、妊娠中のつわりで出社できないときの在宅勤務や時差出勤を率先して行ったのもそのひとつ。実績をつくっておけば、後輩たちも後に続きやすくなります。会社をよりよくするための挑戦は、今後も積極的に続けていくつもりです。

是永

支店における自分の役割は、同僚の男性社員に育児・家事への参加がどれだけ大切なことかを伝えていくこと。これからも男性の育児休業取得を、どんどん奨励していきます。それがいずれ入ってくる女性たちの活躍にもつながるからです。また、そうなったときにいい先輩になれるよう、私自身ももっと成長していきたいと考えています。

佐々木

加工技術とコミュニケーション力を高めることで、現場力を上げていきたいですね。他工程とのやりとりや人とのつながりがスムーズになれば、生産性向上にも大きく寄与するはずです。これからも多能工としていろいろな工程に携わることで、気づいたことを改善に活かし、現状に甘んじずスキルUPに励み、さらに楽しく働ける環境づくりにチャレンジしていきたいと思います。

佐々木

ものづくりに大切なのは、向上心とチャレンジ精神、そして学び続ける姿勢です。パンチ工業は、相談すれば丁寧に教えてくれる先輩や上司がたくさんいるので、意欲のある人はどんどん成長できる職場。ぜひ挑戦していただきたいですね。

西澤

パンチ工業は、女性活躍推進法に基づく取組みが優良な企業として、厚生労働省より「えるぼし」認定の最高位である3つ星を取得しています。認定維持には評価基準を達成し続ける必要があるため、今後もさらに働きやすい企業へと成長していくはずです。ぜひ期待してください！

是永

製造業には「渋い」「グレー」というイメージがあるかもしれませんが、実際はとても貢献度の高い仕事です。特に私たちの扱う金型部品は、日常目にする多くのものづくりに関わるもの。やりがいのある仕事により気持ちよく取り組めるよう、みんなで環境をつくり上げていく楽しみもあります。その輪に入って、一緒にパンチ工業を盛り上げていきませんか。

三城

パンチ工業は常に成長し、チャレンジし続けている会社です。それは私たちが「パンチスピリット（チャレンジ・創意工夫・自由闊達）」を持ち続けているから。新しいことに挑戦したい人、成長の手ごたえを感じたい人は、ぜひパンチファミリーの一員として、共に前進していきましょう。皆さまとお会いできるのを楽しみにしています！2022年5月取材